デシメーション(悲運多数死)

デシメーション(悲運多数死)というのを最近知った
100の種の内10種しか生き残らない。
ダウインの進化論とは、装いを新たにする進化論
5つの目を持つOpabiniaなど、明らかにデザイン
の異なる化石の発見は、バージェス動物郡の大半が既存の
どんなグループにも属さないことを意味する。
巨大隕石の落下などの環境変化で、多くの種が滅び、
生き残った種が多様化する。
人類が自意識を持つ存在に進化する可能性が圧倒的に
低かったことを論じている。
地球の年齢が45億歳とすると、現生人類である
ホモ・サピエンスが起源したのは、現在では25万年前
と推定される。
現在、人類は、地球の支配者のように振舞っているが
地球の歴史の中では、今だ、ほんの一瞬の存在でしかない。
この本は、文庫本にして570頁あり、
この本の重要な仮説は、第1章の終わりにあり
結論は、第5章「実現しえた世界−”ほんとうの歴史”の威力」
にある。気の向くままにあちこち飛ばして読んでも十分面白い
バージェス動物郡、そのありえないようなデザインを
紹介している3章も実に楽しい。


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『おとうさんやどかりが着替えるところ
みたよ、お尻は黄色だったんだよね』
『それは凄いね、お尻から入っていったの』
『前から入ってくるっと回ったように見えたけど
よくわからないよ』
丘やどかりの一番大きいのが、やや小さめの白君
(行方不明のやどかり)の殻に屋移りをしたらしい。
そういえば、最近、紫のやどかりも行方不明となっている
脱皮の為に砂に潜っているのか、水槽を逃げ出したのか
不明となった。
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