「ジョイマン!今人気だね」
「でもネタ考えるのたいへんよね、私なら考えられないわ」
「僕ひとつ考えたよ、<<堀北真希、ハラマキ>>てどうかな」
「そうだね、じゃあ<<堀北真希、ネマキとか、堀北真希、ハマキ、堀北真希、ハチマキ>><<香椎由宇、おカシイ>>
とかだめかな」
「それって、ただのダジャレじゃない」
「ねえ、ねえ、エド・はるみ、キグルミてどう?」
「ジョイマンに教えてあげなきゃね」
ジョイマンのネタは、面白いけれどなかなか記憶に残らない。
昔の記憶は、あいまいで現実だったのか、妄想なのか区別が
つかないことなんかもよくあります
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「マシオカのテレポート、タイムトラベルも強いけど、それ以外だと
目から黒い涙がでてバタバタと人が倒れるのやばくない、
あと、ナイトメアマンの力がやばいよ、ナルトでいう<<月読み>>
みたいだよね」
「ナイトメアマンの能力は、精神を操作する悪夢を見させるん力だけど、
パークマンの人の心を読む力が、何とか破ったんだよね」
「ヒーローズて、やっぱり、単純なストーリーだから面白いのかも
次がやっぱり見たくなるしね」
なんかビデオが見たいと言うわりに、いつもゲームの片手間で、
半分くらいしか見ていない息子も、ゲームも止め真剣に見て、
色々な感想を言うことが多くなりました。
ヒーローズシーズン2でのこと、超能力者を拉致する悪の組織
のエージェントを捕まえて、クレアの父は、白状しないと、若くして
亡くなった娘の記憶を消してしまうと脅します。
ハイチ人の能力を使えば、自由に記憶を消すことができのです。
人は年を取るにつれ、楽しかった思い出、喜びや、悲しみさえも
大切になって来ます。曖昧な記憶の中にも探してみると本当に大切な
思い出があったりして、非情なエージェントも記憶がなくなれば、
アイデンティティーが失われてしまうからでしょうか?
脅しに屈し、全てを白状してしまいます。

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 生まれたばかりの血のりのついたわが子、初めての対面した時、
赤ん坊が薄目を開けてじーっとこちらを見て、目が右から左に泳いで、
そして目を閉じた。それは、自分の世代と先祖との繋がりを感じた瞬間でした。
(その病院では、生まれた子供を洗う前に、親に抱っこさせ、その後
赤ん坊の体を洗うらしい。)
子供の誕生、親との死別、恋愛、結婚、感動した記憶も、月日が経つ
と薄れ、あやふやな記憶となってしまいます。
記憶をテーマとした映画が最近よくあります。
博士の愛した数式」では、記憶が24時間しか
もたない、昔の記憶はあるけれど、直近の記憶がない
24時間分の記憶しかない博士が出てきます。
コンピュータの場合、デジタルデータをハードデスクにバックアップ
して、使わないデータ、いらなくなったデータを消去することができます。
しかし、人間の場合、大切なデータでさえも、バックアップすることなく
自然と失われていくのが常です。<<冬のソナタ>>でも、カンジュンサンが昔の恋人のことを忘却して
イ・ミニオンとなって登場し、やっぱり、チェジウ演じる昔の恋人を
好きになるのが肝です。
記億が大切と感じた映画を以下に紹介します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜個性派俳優ジム・キャリーが脚本に惚れこんで出演したという恋愛映画、
ケイト・ウィンスレットは、<<タイタニック>>のヒロイン、ローズ役
のイメージが強いけど、<<ホリデイ>>、<<リトル・チルドレン>>と内面を
表現した映画で、いい感じだったので、少し古い映画だけど期待して
見ることにしました。
辛い記憶、悲しい記憶を消すことで、患者の心を楽にする。そんな
画期的な治療法を開発した医師がいて、ジョエル(ジム・キャリー
の別れた恋人クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)はジョエル
との記憶を消去してしまいます。
よりを戻そうとしたジョエルは、自分との思いでを消されたこと
にショックを受け、自分もまた、クレメンタインの記憶を消す依頼
をします。
記憶を消去する方法は、患者の思い出の品をかき集めて、そのエピソード
を思い出させることで、脳の中の地図を作り、記憶の一つ一つを脳の地図
と照合し、消して行くという方法です。
ジョエルは、記憶を消す過程で、消そうとした思い出が、自分にとってなによりも
大切なものであることに気付き、なんとか記憶が消されないように
記憶の中で逃げまどいます。
ジョエルの記憶としてプレイバックされるエピソードは、少し長くて
眠くなるところもありましたが、構成的には、ジョエルが記憶を失う
前と後が、うまくかさなって、全編がジョエルの記憶の中にあるような
統一感があって、まずまずの作品と思えます。

【出演】
ジョエル・バリッシュ:ジム・キャリー(吹替 - 松本保典
クレメンタイン・クルシェンスキー:ケイト・ウィンスレット林真里花
パトリック:イライジャ・ウッド浪川大輔
メアリー:キルスティン・ダンスト中村千絵
スタン:マーク・ラファロ
ハワード・ミュージワック博士:トム・ウィルキンソン
ロブ:デヴィッド・クロス
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アメノナカノ青空 [DVD]

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<<マイ・リトル・ブライド>>のキム・レウォンは、スケベなんだけど
さわやかで、幸福な気持ちにさせてくれました。<<サッド・ムービー>>の<<イム・スジョン>>も素敵だったし
これは見るしかないと思って見た映画です。
そして<<アメノナカノ青空>>のタイトルの意味、本編を見れば納得でした。
生まれつき体の弱いミナ(イム・スジョン)は、長く生きられないこと
が分かっていて、ミナの人生の最後が近くなって、ミナの母は、ミナに普通の
生活、普通の恋愛をさせたいと思い退院させることを選びます。
 未来のない学校生活、普通の恋愛、スポーツや友達を作ることもままならない
ミナ(イム・スジョン)の生活は、いつでも雨の中で、傘をさしている状態を
連想します。
そんな、ミナに夢と希望を与えたのは、ヨンジェ(キム・レウォン)の
存在でした。ヨンジェから差し出された傘の裏側には、青空が描かれていて、
ヨンジェのやさしさのおかげで、短くても幸福な時間を過ごせたと思えます。
ミナの母親は、ミナが病気であっても幸福であってほしいと願い、素敵な出会い
を演出したのです。ミナの幸福は、写真として残り、母親にとっても大切な
思い出として残ったと思えます。
ミナの別れの瞬間、幸せな気持ちで天国へ行けたように思えるし、
いけなかったハワイの海でのイム・スジョンの水着姿がサービスされていて
これはけして、悲しい映画ではなかったように思えます。
【出演】
ミナ:イム・スジョン
ヨンジェ:キム・レウォン
イ・ミスク
キム・インムン
キム・ジヨン
チェ・ドンムン
イ・ソンギョン
チャン・ヒス
ユン・チャン
イ・ユジョン
マイ・リトル・ブライド [DVD]

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ムン・グニョン、イム・スジョン、キム・レウォンの共演なんて良いかも?<<マイ・リトル・ブライド>>は、ムン・グニョンキム・レウォンが共演<<アメノナカノ青空>>は、キム・レウォンとイム・スジョンが共演<<箪笥>>は、ムン・グニョンとイム・スジョンが共演
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サッド・ムービー [DVD]

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主人公や副主人公が、死んでしまうような恋愛映画が最近多いことに
批判的な意見があります。しかし、人生の中には死はつきもので、生きている限り
死別や別れが起きることは自然であり、それを乗り越えることは重要な人生のテーマ
と思えます。
 この映画は、恋人との死に別れ、親との死別、恋人との離別、4組の別れを
同時並行で描き、かつ、魅力的な俳優、女優がでているし期待できると思えた
作品でした。
スジョン(イム・スジョン)は、危険な仕事に従事する消防士の恋人がいて、
なかなかプロポーズされないという悩みを抱えています。
そして聴覚障害者の妹スウン(シン・ミナ)にも好きな人がいるけど
障害者だから、本当の自分をみせることができなかったり、
ジュヨン(ヨム・ジョンア)は、病に侵され死床にあるが、残される小さな息子の
ことが心配、子供も母親のことが心配で、母親が恋しくて、母の日記を見て
自分がいかに愛されているかをしる。
 さまざまな悩みを抱えている登場人物、俳優達もよかったけど、脚本は良くなかった
特に、すべてを台無しにしたと思えたのは英雄的な消防士が火事現場に残した
恋人へのダイニングメッセージと思えるビデオ、あまりにもおそまつ、陳腐なもの
にしていると思えたのが残念です。
【出演】
ジヌ(消防士): チョン・ウソン
スジョン(手話通訳士):イム・スジョン
ハソク(別れさせ屋):チャ・テヒョン
スッキョン(スーパーの店員):ソン・テヨン
サンギュ(遊園地の肖像画家):イ・ギウ
スウン(スジョンの妹、聴覚障害者、遊園地のきぐるみ) :シン・ミナ
ジュヨン(ヒィチャンの母):ヨム・ジョンア
ヒィチャン(ジュヨンの息子):ヨ・ジング