ゴミ処理の現場には....

29歳で衆議院総選挙で初当選、37歳で横浜市長
なったか著者(中田宏氏)のことが知りたくて
読んでみた本です。
落ちこぼれ高校生だったと自負する著者が落ちこぼれ
からいかにして受験戦争を勝ち抜き、青山学院大学
合格し、どのような過程をへて政治家をめざしたのか
著者が、現代の若者に伝えたいことが、自分の人生
を振り返りながら描かれています。
著者からのメッセージは、人生をあきらめず、
若者にチャレンジしつづてほしいこと、努力して
自分が成長していくことが実感できることが幸福で
あり、頑張りつづければ夢はかなうということ
だと思います。
私が一番心に残ったのは、 ゴミ問題を調べる為に
ゴミ処理の現場を1ヶ月体験する辺りです。著者は、
現場を体験しないと本当の問題が見えてこないといいます。
ゴミ処理の現場には、目を背けたくなるようなもの
ゲロ、紙おむつにくるまったうんち、ねこの死骸
...日本社会の縮図がそこにあり。現場を体験
することで本質が見えてくるというのです。


『100人に1人も実行していない『成功地図』の読み方』