少年の日の思い出の映画と同じ

息子: 『妖怪・すねこすりかわいい』
私 : 『ただのむいぐるみじゃ〜ん』
息子: 『このDVDハードデスクにコピーできない』
私 : 『ハードデスク、もう空きがないんだよね』
息子は、『すねこすり』なる小さなイタチくらいの妖怪がかわいい
と言うが、私にはただの子供だましのむいぐるみにしか
みえない。とは言っても、私も小学生の時、『妖怪百物語』なる
映画を、興奮しながら見た記憶があります。
妖怪大戦争』は、ひ弱な少年タダシが、なぜか『麒麟送子』に選ばれて
妖怪と大怨霊ヨモツモノの力で混ぜ合わせた新種の悪霊『機怪』
と戦うことになります。
戦うといっても麒麟送子の伝説の剣がかってに悪霊達をばった
ばったと切ってくれるのです。
選ばれし者が悪を倒す話はよくありますが、誰でも選ばれる
可能性があることに息子も共感できるのだろうか?
少年タダシと一緒に戦う妖怪は、昔ながらの妖怪達で
のっぺらぼうやろっくろっ首の登場のしかたは、お約束
通りでした。
妖怪達も、昔ながらのきぐるみといった感じですが
意外な俳優が意外な役をしていて驚かされます。
特に『小豆洗い』(岡村隆史)は、この戦いの勝敗を
左右する重要なキャラクターとして登場します。
妖怪に興味を持っている編集者(佐田):宮迫博之
ビールを飲むシーンは麒麟ビールのコーマーシャル
を連想します。
   【妖怪】
猩猩):近藤正臣
(川姫):高橋真唯
(川太郎):阿部サダヲ
(小豆洗い):岡村隆史ナインティナイン
(一本だたら):田口浩正
(大天狗):遠藤憲一
(大首):石橋蓮司
ぬらりひょん):忌野清志郎
砂かけ婆):根岸季衣
豆腐小僧):蛍原徹(雨上がり決死隊)
(油すまし):竹中直人
(魍魎):塩田時敏
(のっぺらぼう):成海璃子
(雪女):吉井怜
(山ン本五郎佐衛門):荒俣宏
(神ン野悪五郎):京極夏彦
(妖怪大翁):水木しげる
   【加藤軍団】
加藤保憲豊川悦司
鳥刺し妖女・アギ:栗山千明
  ずいぶんこの女優を見ている気がします。
  映画『死国』:死から蘇った少女役
  テレビドラマ『6番目の小夜子』:もう一人の小夜子役
  映画「キルビル」:女子学生の殺し屋
  テレビドラマ「女王蜂」:ヒローイン
  など怖い映画に合う女優