「宮籐官九郎の娘て、ドSなんだって、知っている」
「なにそれ」
「自分は飲むふりをして、父親には、顎を押さえて
 お風呂のお湯を飲ませようとするんだって」
「それってマリみたいじゃない、うちだと息子はドMで
 マリはドSて感じだよね、息子は寝技かけてとうるさいし
 娘は、お風呂で冷たい水かけて来たりなんかむちやするよね」
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<<1996年8月、インド独立50周年の式典...
インド独立の闘士...レイキ博士は...日本に対する思いをこう述べました。
『太陽が空を輝かし、月光が天地を潤し、満天に星がまたたく限り、インド国民は
日本の恩義を忘れない』と。
この言葉通り、1989年に昭和天皇崩御される(亡くなる)と、インド国民
は一週間も喪に服したのでした。日本はたった3日間だったというのに...。>>
 IT先進国にして親日の国インド、インドは、仏教発祥の地であり、カースト制度
現存していて、食器洗いは、身分の低い人がすることになっていたり
ガンジス河は、いかにもきたなそうで最悪、死んだ人は灰にして流す
と言うし、自殺した人は、ちゃんと生まれ変わるように生身のままで流すらしい。
このドラマは、日本とのギャップに悩みながら長澤まさみがインド旅行をすること
が見所と思えます。
主人公高野てるこ(長澤まさみ)は、路上の子供たちに、お金を要求され、
お金をあげるのも、あげないのも自分しだいで、主人公の嫌悪感、警戒心が旅を辛いも
のにします。
 主人公は、なにもかもを素直に受け入れた時に、インドが好きになり
日本にもどりたくないほどにインドの生活に打ち解けます。
このドラマにでてくるインド人は、日本のことをよく知っていて、
アサガヤ、セタガヤ、ブッタガヤなんて言ったりしてなかなか面白い。
ハイテンションなところがちょっと辛いですが、見ごたえはあります。
特別出演の中谷美紀も私生活でインドに出かけて体験記をかいているけど
インドに一人旅したら世界観が変わると思えます。
脚本を書いた宮籐官九郎と同級生(著者)のインド旅行編も本編以上に
楽しめます。
【出演】
高野てるこ:長澤まさみ
シンゴ:塚本高史
テツコ:中谷美紀(特別出演)
高野昭吾:石橋蓮司
高野典子:竹下景子
高野昭典:荒川良々
丸山:皆川猿時
ちん:立花彩野
サカイ:宮沢紗恵子
カジ:前川貴紀
珠美:木下智恵(前編のみ)
面接官:遠山俊也
猪木似の青年:伊藤広
てるこの上司:河原田ヤスケ
インド旅行記〈1〉北インド編 (幻冬舎文庫)

インド旅行記〈1〉北インド編 (幻冬舎文庫)

インド旅行記〈3〉東・西インド編 (幻冬舎文庫)

インド旅行記〈3〉東・西インド編 (幻冬舎文庫)

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「”鹿男あをによし”みたい」
「べつに見たくないよ」
「へんなんだよね、鹿が神様の使いでしゃべるんだよね」
「奈良には、春日大社があつて、鹿が沢山いるけど
 神様は、鹿島神宮の神様と同じて知ってた。」
「”鹿男あをによし管野美穂がでているんだよ」
「ほんとうなの?」
「見たくなった、うそだけど!」
「お父さん、玉木宏きらいだよね」
「そんなことないよ、どうしてそう思うの?」
「お父さんのすきな管野美穂とか上野樹里とか
とよく共演してるもんね」
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ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]

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ところで、上野樹里が出ている映画でまた一ついい映画を発見しました。
ジョゼと虎と魚たち”、主人公恒夫(妻夫木聡)の恋人
香苗(かなえ)役が上野樹里で、濃厚なキスシーンがあって、
意外とエッチな映画です。
ジョゼ(池脇千鶴)と香苗(上野樹里)の女の対決もみものです。
 ジョゼ(池脇千鶴)は、こわれものでお人形さん、
自分の力では外を出歩くことができない。
世の中におびえながら、それでも世の中のことが知りたいと
老婆の拾ってきたあらゆる本を貪り読みます。
ジョゼ(池脇千鶴)の日課は、老婆の押す乳母車の中で、包丁を
握って散歩すること。
 そんな時、平凡な大学生の恒夫(妻夫木聡)と遭遇し
生活は一転、老婆の死もあって、同情した恒夫と一緒に
暮らすことになります。
 ジョゼ(池脇千鶴)は、勇気をだして自分から服を脱ぎ布団をしいて
恒夫(妻夫木聡)に身をゆだねます。
 脱がされるより自分から脱ぎたい、外にでるときは、
車椅子にはのらず、ずっと恒夫(妻夫木聡)に背負われたい。
恒夫に依存する生活は、ジョゼにとって喜び、恒夫にとって
は負担となります。
 ”ジョゼと虎と魚たち”は、お伽話で言うと王子によって救われる
話と似ています。
”シンデレラ”、”眠りの森の美女”の主人公は、一目ぼれしてくれる王子
によってその後も幸せにくらせたのかはわかりませんが、
その後、無事に暮らしていく為には、大人の知恵が必要となったことが
想像できます。
 ジョゼ(池脇千鶴)は、彼氏ができたらこの世で一番恐いもの
(虎)が見たい。そして海の魚が見てみたいと夢を膨らませます。
ジョゼと虎と魚たち”は、童話のその後が悲しい結末で
描かれていますが、それでも人は生きていくというメッセージ
も含まれているように思えます。

【出演】
恒夫(つねお)  : 妻夫木聡
ジョゼ(くみ子) : 池脇千鶴
ジョゼ幼少時   : 菅野莉央
香苗(かなえ)  : 上野樹里
幸治(こうじ)  : 新井浩文
ノリコ      : 江口のりこ
ジョゼの祖母   : 新屋英子
隆司(りゅうじ) : 藤沢大悟

マイ・リトル・ブライド [DVD]

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ムン・グニョン(パク・サンミン)は、野球部主将のパク・チヌに
あこがれているごく普通の女子高生です。
留学から帰省した幼馴染の大学生キム・レウォン(パク・サンミン)
を迎えに行くと。おじいさんよりキム・レウォンと結婚すること
を言いつけられます。
乗り気のないムン・グニョン、おじいさんのたっての願いで結婚する
ことになります。
そんな大学生キム・レウォンは、美術課の実習生として
ムン・グニョンの学校へやってきます。
コメデイなんだけど純真な恋愛が展開する
岩館真理子陸奥A子にみられる正統派少女マンガの
ような世界が楽しめます。
純粋で、可憐なムン・グニョン、浮気性ぽく見えたキム・レウォン
(パク・サンミン)も実は、子供のころからムン・グニョン(ソ・ボウン)
を大切に考えていてコメデイなんだけどホロリとくるラスト
は感動ものです。
冬のソナタ”にはまった人にはお勧めの映画です。【出演】
キム・レウォン   : パク・サンミン
   ムン・グニョン   : ソ・ボウン
   キム・インムン   : ボウンの祖父
   ハン・ジニ     : サンミンの父
   キム・ヘオク    : サンミンの母
   ソン・ギユン    : ボウンの父
   ソヌ・ウンスク   : ボウンの母
   アン・ソニョン   : 担任キムセム(キム先生)
   パク・チヌ     : イ・ジョンウ 野球部主将
   シン・セギョン   : ヘウォン ボウンの友だち
   ユン・ドギョン   : ヨンジュ サンミンの友だち
   (ユン・チャン)
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