心のこりがあるとしたら何かと...

主人公は、飛行機で九州へ行くはずが、気がつくと
過去の自分が育った町にいます。
自分が少年であった時代へタイムスリップしたのです。
そこで主人公は、おばあちゃんの経営している旅館
で自分が少年の時に起こしたボヤを未然に防ぎ、
成り行きから少年の自分と同じ部屋で寝泊りすること
になります。
そんな折、同じ立場で、過去にタイムスリップした
仲間の存在から、自分たちが過去の出来事に後悔
があってタイムスリップしたことをしります。
主人公にとっては、あこがれのおねえさんを死から
救うこと...そして、それが達成した時...
この展開は、バタフライ・エフェクトに似ているが
何か刺激が足りない。バタフライ・エフェクトだと
何度でも過去をやりなをしてその都度失敗に
終わり。主人公は、どんどん追い詰められていく。
この胸いっぱいの愛を』の場合、スリリングさは
ないが、その気持ちがより身近に感じられ
自分にとって心のこりがあるとしたら何かと
考えさせられる物語になっている。
この映画を見て個人的には、ミムラ菅野美穂
似ているという印象をもちました。

出演:伊藤英明ミムラ勝地涼宮藤官九郎中村勘三郎倍賞千恵子ほか