革命

"V"と名乗る仮面の男が独りの力で革命をはじめ
11月5日議事堂の爆破を予告し、革命を成功させようと
メデアを通して、国民に決起を呼びかけます。
見所は、仮面の男(ヒューゴ・ウィービング)のナイフ
を使ったアクションとその重厚な語りかと思います。
近未来のイギリスで議長が如何にして独裁者となったのか
"V"が復讐に燃える理由が、両親が独裁に粛清された
女の子エヴィー(ナタリー・ポートマン)との出会いの
中で描かれています。
"V"は、自分の仮面と同じものを沢山の国民に配りますが
この仮面は、どうやって作ったのでしょうか?
また、議事堂まで地下鉄の線路を延長しているようですが
いったい誰がしたのか、"V"は、革命の資金をどうやって
手に入れたのか何も説明されていません。
ツツコミどころは色々ありますが、
独裁政権を倒すには、国民の意識が変わることが
必要と感じさせる映画です。国民が"V"の仮面を付けて
押し寄せた時、兵士の上官は、兵士に抵抗しないように
いいます。
この映画、独裁者に支配されている国の人に是非見て
貰いたいものです。


出演
ナタリー・ポートマン/ヒューゴ・ウィーヴィング/
スティーヴン・レイ/ジョン・ハート/スティーヴン・フライ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今、"V"のような人間が現れることは考えられない。
では、国民を不幸にする独裁政権を終わらせるには、
どうしたらいいのだろうか?
太平洋戦争の前、日本は、アメリカにより経済制裁
(ガソリン禁輸、屑鉄禁輸)やハル・ノート(中国から
の全面撤退など)の要求にキレて戦争に突入する。
アメリカのルーズベルト大統領は、選挙の公約で
世界戦争には参戦しないとしていたが、日本に戦争
をしかけさせることで第二次世界大戦に参戦する
ことに成功する。
今、ブッシュ大統領は、北朝鮮を攻撃しないと言うが、
北朝鮮がキレた時は、韓国や日本を占領しようと
するのではないかと思う。
その時、日米安保条約を理由にアメリカは、軍隊を
動かすと思うが、それ以外のことで
アメリカが北朝鮮を攻撃する理由は見つからないと思う。
今の北朝鮮の状況は、太平洋戦争の前の日本ににていて
極めて危険に感じる。現実的には、独裁者が暴発しない
内に亡命させるのが良いと思うが、
それが可能なのは、北朝鮮の友好国の中国やロシア
ではないだろうか?
今日2007年度版の手帳を購入したが、震災帰宅
地図付を選んだ。
今後、戦争に巻き込まれないように政府の対応に期待
したいものだ。