1日前の過去への時間旅行

理論上、光のスピードに近い速さで宇宙旅行をすれば、未来へはいける
らしいが、過去へタイムトラベルする理論は、まだ考えられていない
のが現状だろう。
タイムトラベルを扱った映画は、色々な想定が出来てすごく面白い。
日本映画だと「戦国自衛隊」、「ジュブナイル」、「リターナー
などの活劇がある。
サマータイムマシン ブルースは、タイムトラベルを扱った映画でも最も
しょぼい映画だと思うけれど、その肩の力の抜けたストーリ展開は、
すごく楽しめるし、これらの名作にないオリジナリティすら感じられる。
 ある日、大学のSF研究会の部室に、見慣れない機械が出現する。
タイムマシーンのような機械を冗談半分に操作して見ると
1日前の過去への時間旅行に成功する。
調子付くSF研究会の面々は、ノリノリで壊れたクーラーのリモコンを
取りに行くべく、再び1日前の過去へ向かう。
 しかし、大学講師によると、過去を少しでも変えると宇宙が消滅
するかもしれないと言う。宇宙消滅を阻止する為、
さらなるタイムトラベルをするSF研究会、
タイムパラドックスは、どこまでがセーフで、どこまでがアウトなのか
疑問が残る。そして主人公は、過去から生還できず、1日後の未来を迎える。



【監督】
本広克行

【出演】
瑛太
上野樹里
与座嘉秋
川岡大次郎
ムロツヨシ
永野宗典
本多力
真木よう子
升毅
三上市朗
楠見薫
川下大洋
佐々木蔵之介