丘ヤドカリは泳げないので何匹かの命は失われたかも

3連休、台風が来てどこにもいけない。
そう思うとじっくりなにかできるかなと思いつつ
とりあえず、丘ヤドカリ水槽の砂洗いをすることに
3匹の丘ヤドカリは、何時も寝ていることが
多かったが、状況の変化に対応してか、激しく動いている。
奄美大島や小笠原に住む丘ヤドカリは、台風でも無事だろうか
丘ヤドカリは泳げないので何匹かの命は失われたかもしれない。
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「あれ、お父さんは、何見てるの、面白そうだね」
最新型の旅客機が飛び立とうとする時、テロリストの乗った
トラックが旅客機に向かってつつこんで行く。爆弾テロを阻止できるのか?
暴走するトラックの背中に飛び乗り、振り落とされそう
なのを必死に耐える。テロリストとボンドは、運転席で殴りあう
テロリストをトラックから振り落とし、間一髪トラックを止めるボンド。
しかし、テロリストは、トラックにつけた爆弾のスイッチを押す...。
電話が鳴る。「おにいちゃんどうしてる。お祭りすごい人よ」
「いるよ、テレビ見てるよ」
「そう、じゃー切るね...」電話に出ると同時にインターフォンがなっていた
のでインターフォンに出る...
「たけおくんいますか?」
「ちょっと待ってね、替わるから」
「ん...わかった」
「お父さん、お祭り行っていい?」
「いいけど、友達と行くの?」
「そう、妹の自転車の鍵しらない」
「なくしたみたいだよ、お父さんの自転車使っていいけど
 鍵なくしては、だめだよ」
「お父さん、自転車の場所教えて」
「しょうがないなあ...」
ビデオが気になるが、ビデオをつけたまま家を出る。
マンションの前およそ20メートルの通路の左右にびっしりの自転車が
置いてあって、私の緑の自転車は、一番離れた、道路の近くに置いて
あったはず、自転車を探していると、4台の自転車がやってきた。
どうやら息子の友達らしい。
「車に気をつけるんだよ!鍵なくさないようにね!」
夜7時半、娘と妻がお祭りに出かけ、<<007 カジノ・ロワイヤル>>を
パソコンで見ていたら、息子もあわただしく友達とお祭りへ出かけて行った。
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<<007 カジノ・ロワイヤル>>今までみた007シリーズの中で
最もクール、そしてハードなボンドに思えます。
私は、007と言えば、やっぱりショーン・コネリーが好き
しかし未知の俳優(ダニエル・クレイグ)は、ショーン・コネリー
以上のはまり役に思えます。
映画の内容は、盛りだくさん、「バットマンビギンズ」+
「ヤマカシ」+「シンシナティ・キッド」の面白さが楽しめます。
 まず、「バットマンビギンズ」のように007に進化を遂げる
過程が描かれています。
007が始めて人を殺し、ダブルオーに昇格するところから始まり、
敵に毒を盛られ、心臓停止状態に追い込まれたり、
全裸で拷問、しかも、攻められるのは、男の急所だったり
財務省の女性(ヴェスパー)に恋して、ダブルオーを
辞めようと思ったり、まだ、ダブルオーに成りきれていない
ボンドが、いかにして非情のスパイとなったのかが描かれています。
 次に「ヤマカシ」のようにひたすらどこでも走る。
今までの007には、なかった過激な走りが楽しめます。
ビルの工事現場、テロリストもすごいが、ボンドも負けてはいない
とにかく走りまくり、大使館に突入してまでもテロリストを捕まえる
 最後に、「シンシナティ・キッド」のように
息詰まる心理戦が、見ものです。
カジノのポーカの大勝負、一度は、ル・シッフルに敗れる。
また、盛り返したと思った矢先に
敵に毒を盛られ、心臓停止状態に追い込まれたり
そして、すべてを賭けた勝負の行方は...。

【出演】
ジェームズ・ボンドダニエル・クレイグ
ル・シッフル:マッツ・ミケルセン
ヴェスパー・リンド:エヴァ・グリーン
フィリックス・ライター:ジェフリー・ライト
マティスジャンカルロ・ジャンニーニ
ディミトリウス:サイモン・アブカリアン
ソロンジュ:カテリーナ・ムリーノ
ミスター・ホワイト:イェスパー・クリステンセン
M:ジュディ・デンチ

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犬神家の一族 通常版 [DVD]

犬神家の一族 通常版 [DVD]

金田一耕助が走る、走る、といってもけして早いわけではない。
那須で起きた連続殺人、
幾っもの不幸な偶然が、この不幸な惨劇を引き起こした
と言う何時ものフレーズ。
横溝正史金田一耕助シリーズの一作「犬神家の一族」は、
何度もリメークされたとても有名な作品です。
以前見た、「犬神家の一族」とストーリーも主演も同じ。
この作品の企画上の目玉は、やはり豪華な出演者、とくに
野々宮珠世役の松嶋菜々子がどう演じるかだと思います。
 野々宮珠世役は、聡明で、一途な女性、凄惨な連続殺人
の結末に救いを残す存在です。
犬神家の一族」は、多くリメークされている為、
出演者の演技を比べて見れると言う意味でも
面白い作品になっています。
金田一さんのことが忘れられない」と言う猿蔵の台詞も前回と
同じで忘れられない。
【出演】
金田一耕助石坂浩二
野々宮珠世:松嶋菜々子
犬神佐兵衛:仲代達矢
犬神松子:富司純子
犬神竹子:松坂慶子
犬神梅子:萬田久子
犬神佐清尾上菊之助
犬神佐武:葛山信吾
犬神佐智:池内万作
犬神小夜子:奥菜恵
犬神寅之助:岸部一徳
犬神幸吉:螢雪次朗
古館恭三:中村敦夫
若林久男:嶋田豪
猿蔵:永澤俊矢
青沼菊乃:松本美奈
大山神官:大滝秀治
琴の師匠:草笛光子
柏屋の女房:中村玉緒
柏屋の九平:林家木久蔵
等々力署長:加藤武
藤崎鑑識課員:石倉三郎
仙波刑事:尾藤イサオ
松子の母・お園:三條美紀
那須ホテル主人:三谷幸喜
那須ホテル女中・はる:深田恭子



死んだ人が蘇ると言う設定は、チョット最近多すぎて飽きた感があります。
生前と別人として蘇ると言うストーリーは「星に願いを」があります。
思いを残した人が過去に遡って思い遂げる話は、「この胸いっぱいの愛を
があります。物語のベースとなる設定は、ある意味使い古されていて新鮮さが
ありません。
西田敏行の演技もおそよ想像できるし、伊東美咲は演技がうまいとは思えないし
それでも、見てよかった、やっぱり、面白かったと思えるのは、ストーリー
と構成の良さでしょうか
死んで初めて知った驚くべき真実、何も知らないのは、自分だけと言える事実
それでも、人生は捨てたものではないと思わせるエピソードがあり、
さすがと言わざるを得ない。
人の心は、わからない、そして、死ぬことも怖くないと思える
素敵な映画となっています。

【出演】
出演: 西田敏行
   伊東美咲
   成宮寛貴
   和久井映見
   市毛良枝