free_se2007-11-14

「生物と無生物の違いは何だと思う」
「生物は成長するものかな、無生物は成長しないんじゃないかな」
「ちょっと違うと思うよ、鉱物は、結晶が凝縮して鍾乳洞を作った
 りするから成長していると言えるんじゃないかな」
「動くかどうかじゃない」
「車やロボットも動くけど生物じゃないよね
 生き物が死んだら、生物じゃなくなるよね」
「魂があるのが生物かな」
「おとうさんもそう思うよ、教科書じゃそうは書いてないと思うけどね」
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魂のない者は、生きていない、だからゴースト・ライダーなんだ。
ジョニーは、17歳の時、父の病気を治す為、悪魔に魂を売り、
それが原因で、当時の恋人ロクサーヌと別れてしまう。
月日がたって、ジョニーは、不死身のライダーとして脚光を浴びはじめる。
ある日、ニュースのレポーターとなったかっての恋人ロクサーヌと再会する。
そんな時、悪魔ブラックハートは、千の魂を封印した契約書を手に入れようと
動き出し、メフィスト(悪魔/堕天使)は、悪魔ブラックハートの行動を阻止
する為、ジョニーをゴースト・ライダーに変身させる。
ゴースト・ライダーは、炎の骸骨男、皮ジャンにバイク、そして炎の力で、
悪魔の手下達を倒していく。
ニコラス・ケイジは、かっこいい役がさまになっていて
楽しくみれるが、宗教的な深みがあってもよかったように思える。
ゴースト・ライダーを見たとき、すぐさま、日本の黄金バット
を連想した。黄金バットは、パンツ一丁で笑いながら登場するあたりが
”小島よしお”のようでかなり変、もし、黄金バットの実写版があれば
見てみたい気もします。

ジョニー・ブレイズ/ゴーストライダーニコラス・ケイジ
少年時代(17歳)のジョニー      :マット・ロング 
ロクサーヌ・シンプソン(ニュースのレポーター) :エヴァ・メンデス
少女時代(17歳)のロクサーヌ :ラクウェル・アレッシ
メフィスト(悪魔/堕天使) :ピーター・フォンダ
ブラックハートメフィストの息子) :ウェス・ベントリー
カーター・スレイド/ケアテイカー(聖ミカエル教会の墓守):サム・エリオット
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スパイダーマン3”は、キリスト教の思想が深く反映されていて
いかにも西洋人ごのみの映画といえる。
スパイダーマン2”で主人公は、ヒーローと恋人との両立に
苦悩するが、”スパイダーマン3”は、メテオライト(隕石)の中から
現れたなぞの生命体の侵食を許し暗黒面の存在となる。
光と闇、キリスト教では、ハルマゲドンの時、人の魂は全て
蘇り、光と闇のどちらかに分かれるとされる。
主人公が、光と闇どちらを選ぶか、暴漢に殺されたおじさんの
敵討ちができるのか?罪を許す気持ちなどいかにもキリスト教
世界観が反映されている。
 くもの巣に捕らえられた車、中にいるのは、メリージェーン、
助けられるのは、消防や警察ではなく、やはりスパイダーマン
そこには、じゃまをする黒いスパイダーマンサンドマン
待っていて危うい、スパイダーマンの中で、過去最高の危機だと思える。

【出演】
ピーター・パーカー/スパイダーマントビー・マグワイア
メリー・ジェーン・ワトソン (MJ)    : キルスティン・ダンスト
ハリー・オズボーン/ニュー・ゴブリン : ジェームズ・フランコ
フリント・マルコ/サンドマントーマス・ヘイデン・チャーチ

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やどかりはクモとにている。共通点は木を登るのが得意
ヤドカリマンが登場したらスパイダーマンより強いかも?