「うわ〜死んでる、体が真っ二つ…」
「こわいよ、こわいよ…見たくないよう」
「殺されたのかなあ…こんなふうにならないよね普通
土に埋めてあげないといけないね」
さわってみると、殻の途中より体がとれていて、
頭と足があって、胴体がない。それを手でつまんで、ベランダの
土の中に埋め、さらに殻の部分を見ると、なにやら新しいはさみが
あるようにみえます。
「あれ…、脱皮したみたいだよ、まだ、生きてるかもしれないよ」
はさみは薄紫色をしてピクリとも動かない…。
 先日、<>で八卦鏡(凹面)を購入して以来、色んなものが
壊れています。95年製のテレビに始まり、和室の照明(93年購入)
と立て続けに壊れて、こぶしくらいのオカヤドカリも私の家では、
初めて脱皮をしました。
大型のオカヤドカリは1年に1回くらいしか脱皮しないので
今後、他の2匹も続々と脱皮するのかもしれません。
オカヤドカリにとって脱皮は、死ととなりあわせの瞬間であり
そういえば、このちょっと紫のオカヤドカリは、他のオカヤドカリ
から離れてじっとしていることが多かったように思います。
脱皮した後、体もやわらかいので、しばらくは、体が硬くなる
のを待つ必要があり、このちょっと紫のオカヤドカリは、
いまだじっとしています。
ちなみに、アメリカザリガニだと、共食いをするので、脱皮した
アメリカザリガニは、仲間の格好のエサになる可能性があります。
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「父さんは今日で父さんをやめようと思う。」
と言って、父親は、大学受験の勉強を始める
「お母さんは、お母さんをやめてないから…」と言う
母親は、アパートで一人暮らしをしていて、時々、ご飯を作りにくる、
大学進学をやめ、農家を始めた兄は、彼女に振られ続ける…
そして、佐和子(北乃きい)は、梅雨の時期になると鬱(うつ)
になってくる…。
 一番の見所は、普通に見える女子中学生の佐和子(北乃きい)と
明るい転校生の大浦勉学(勝地涼)の恋愛、真面目で初々しく
すごくよかったように思えます。
 最近の恋愛映画は、”世界の中心で愛をさけぶ”、”タイヨウの歌”、
”恋空”などがあります。
”幸福な食卓”は、最近の恋愛映画とまるで違い、全体的に地味な感じ
がしますが、恋愛と家族の心の問題が同時進行して、なんとも言えない
深みを感じます。
 佐和子(北乃きい)は、普通の生活に踏みとどまらずにドロップアウト
してしまった家族のことが悩みです。
 転校生の大浦勉学(勝地涼)は、そんな佐和子になにかと話かけ
佐和子のピンチを助けてくれたり、癒しの存在となってくれます。
 中学、高校生と続く純真で素敵な恋愛、それは、社会人になっても
おじいさんになっても、ず〜と続くはずだった…。
恋人や友達は、代わりがいくらでもできるけど家族に代わりは
いないんだと言う言葉に重みを感じます。

幸福な食卓 プレミアム・エディション [DVD]

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【出演】
中原佐和子 : 北乃きい
大浦勉学 : 勝地涼
中原直 : 平岡祐太
小林ヨシコ : さくら
中原弘 : 羽場裕一
中原由里子 : 石田ゆり子
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オカヤドカリは、脱皮に成功したらしく
動き出すようになりました。
3匹のオカヤドカリは、以前、よくよりそって
休んでいましたが、最近、お互いに距離を置いて
生活しています。家庭崩壊が進んでいるのかもしれません。
 テレビの見れない生活、1週間になりますが、
まるで、本を読まなかった息子も少し本を読むように
なり、時間に余裕ができて数独にもこっています。
 八卦鏡(凹面)のおかげで、出費が増えたと妻がいいますが、
悪いものが壊れるべくして壊れたのであって、良い結果となった
のかもしれません。
 ときどき、息子と娘が口げんかをしていると、ときどき、妻は
喧嘩をするなら、この家を出て行く、”アパートで一人暮らしを
する”ということがありますが、とりあえず、家庭崩壊せず、
無事に暮らしています。